環境Environment
環境に配慮した施設と機器①
当社は建設した自社倉庫の屋上に太陽光パネルを設置して太陽光発電エネルギーを自家消費することのほか、環境負荷低減に寄与する車両を導入することなどを通じて、CO2排出量削減に貢献しています。
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太陽光パネル設置倉庫の運営
自社保有倉庫では環境配慮型倉庫を目指し、太陽光パネル設備の設置を進めております。また運営する賃借倉庫の選定では太陽光パネルを設置した倉庫を優先しており、今後も当社が運営する物流拠点に於いて太陽光発電など再生可能エネルギーの使用を促進する倉庫運営を行います。
導入事例
東京都品川区の勝島センター第1号棟の屋上に太陽光発電設備を当社として初めて導入します。これにより年間約136トンのCO2排出量削減を見込んでいます。* CO2排出量は外部機関の係数より算出
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環境配慮型車両の導入
当社は環境配慮型車両の導入を推進しており、ハイブリッド車を社有車として一部で導入済み、またバッテリータイプのフォークリフトを導入できる物流センターには100%、計約500台を導入済みです。
環境に配慮した施設と機器②
当社は事業継続に資する施設や機器の導入、採用を積極的に推進しており、今後も各物流センターでは温室効果ガス削減に効果的な取組みの一つとしてLED照明設備の導入を推進して参ります。また、自社で運営する賃借倉庫の選定ではLED照明を導入した倉庫を優先しております。
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当社保有施設～LED化の導入実績～
- LED導入 拠点 約40％ 33拠点中13拠点（一部導入含む）
- LED導入 面積 約60％ （自社保有約13万坪の面積比）
対象は当社自社保有センター2023年4月1日時点
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環境配慮型施設〜LED化の推進〜
CO2排出量は外部機関の係数より算出
- 作業現場における
各種LED照明の導入
環境負荷の低いサービスの提供
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鉄道輸送へのモーダルシフト
当社はトラック輸送から鉄道輸送に切り替えるモーダルシフトを海外で推進しており、お客様と共にCO2排出量の削減に効果的な輸送スキームを実現しています。
改善事例
タイ内陸お客様工場と積み出し港までの片道650kmのオールトラック輸送を、CYからの空コンテナ引取りから鉄道で内陸へ輸送し、工場で貨物バンニング後は鉄道駅までのショートドレージを経て、鉄道輸送、コンテナヤードに搬入するスキームへ変更
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通い容器使用による環境負荷低減
貨物輸送用通い容器の開発、導入による積載・梱包効率向上を通じ、車両台数や輸送コンテナ本数を削減することでCO2排出量低減に寄与するほか、金属製の容器を使用することで木質梱包材の使用削減を推進しています。
- 金属製通いパレットの使用実績。貨物輸送時の状態（左）と、複数まとめ保管の状態（右）
Before
After
- 金属製通いパレットの使用実績。貨物輸送時の状態（左）と、複数まとめ保管の状態（右）
廃棄物の削減
当社では事業活動における各種資源の消費を抑制することを目的として、お客様と協働したうえで、梱包段ボールや貨物固定用のビニールテープを繰り返し使用する取組みなどを通じて廃棄物の排出削減を推進しています。特に、環境省白書において優先順位の高いとされる2R（リデュース、リユース）の事例を二つご紹介します。
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リデュースとリユースの取組み事例
段ボール箱の利用お客様と綿密に協議・協働をしたうえで、保管・輸送用の段ボールを一回限りではなく使用する取組みを実行中であり、当該物流センターではリユース段ボールサイズに応じて保管場所を分けており、商品容量に応じた適切なサイズの資材を使用できるよう工夫しています。
リユース段ボールをサイズに応じて視認性高く保管
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リデュースとリユースの取組み事例
梱包用固縛ロープ当社ではパレット上のカートン貨物相互を固定する際に使用される樹脂製フィルムに加えて、「鉢巻(ハチマキ)」と呼称するポリロープを貨物特性と用途を考慮したうえで採用する工夫を行っています。このハチマキで複数のカートン貨物を巻いて固縛し、自社運営物流センター内に一時保管します。このポリロープは一時保管後のカートン貨物のばら出荷に際して一旦外されたのち、同センター内の特定保管箱に集め、別の貨物の固縛に再び使用します。一度使用したら廃棄に回る樹脂製フィルムの発生量そのものを抑制し、資源の削減に寄与しています。
「鉢巻」専用スペースに専用箱を設置