物流用語集 「く」

  • クーリエ貨物

    くーりえかもつ

    Courier Cargo

    発地から着地まですべて設定された料金で、戸口から戸口まで運送される書類や小口貨物。一般航空貨物とは異なって、通常荷送り人や荷受人が輸出入の通関手続きを行う必要がない。
  • 倉入れ

    くらいれ

    IS (Import for Storage)

    荷主が倉庫会社の倉庫に寄託貨物を持ち込む(搬入する)こと。関税法上は外国貨物を事前に所在地税関の倉入れ承認を受けて長期保管(2年まで)のために保税倉庫に搬入することである。運送業者(船会社など)の立場からは荷主から委託された貨物を運送(船積み)するまで一時保管するため倉庫で貨物を受け取ることを倉受けという。
  • 倉出し輸入

    くらだしゆにゅう

    ISW (Import from Storage Warehouse)

    保税倉庫にある外国貨物を輸入し、国内に引き取ること。
  • 倉荷証券

    くらにしょうけん

    Warehouse Receipt

    倉庫会社が貨物を寄託した荷主に対して発行し、貨物に代わる有価証券として売買に利用される書類。その発行には発券倉庫としての資格を国土交通大臣から取得しなければならない。
  • グランド アライアンス

    くらんど あらいあんす

    Grand Alliance

    Hapag-Lloyd(ドイツ)、Malaysia International Shipping Corp.(MISC、マレーシア)、日本郵船、Orient Overseas Container Line(OOCL、香港)、P&O Nedlloyd(英国/オランダ)で構成するコンソーシアム。1998年以来、100隻以上の大型コンテナを運航してアジア/欧州、太平洋航路(MISCを除く)、大西洋航路に共同配船している。
  • クリアランス

    くりあらんす

    Clearance

    通関手続きのこと。“Clearance Permit”を指すこともある。“Customs Clearance”参照。
  • クレーム

    くれーむ

    Claim

    売り手、買い手間の品質の粗悪、積み期の遅延、その他契約条件の違反に対する求償や、荷主、運送人間の運送貨物が運送中に損害を被った場合における求償をいうが、保険では保険会社に対する保険求償をいう。
  • クロス ドッキング

    くろす どっきんぐ

    Cross Docking

    配送センターなどに搬入された貨物を保管せずに直接顧客別、方面別に仕分けして配送車両に積み替えること。リードタイムの短縮やコスト削減が可能となる。