物流用語集 「れ」

  • 冷凍貨物

    れいとうかもつ

    Reefer Cargo

    品質鮮度を維持するため、輸送中に常温以下の一定の温度を保つことが要求される肉、魚介類、果物、野菜などの貨物。在来船時代は専用船で輸送されていたが、コンテナ化の進展に伴い、Reefer Container(冷凍コンテナ)を利用したコンテナ船輸送が多くなった。冷凍貨物は他の雑貨に比べて輸送コストがかかるため、運賃は割高に設定されている。
  • 冷凍コンテナ

    れいとうこんてな

    Reefer Container

    冷凍・冷蔵貨物(果物、野菜、肉、魚介類などの生鮮食品、フィルムなどの化成品)の輸送に使用される特殊コンテナのことで、冷凍機がコンテナに取り付けられていてコンテナ内部が一定の温度(+20℃から-20℃)にセットされ、所定温度を保持できるようになっている。
  • レディ フォー キャリッジ

    れでぃ ふぉー きゃりっじ

    Ready for Carriage

    航空貨物代理店業務の非常に重要な機能で、セールス機能のみならず、貨物に適したハンドリングが行われ、航空会社が貨物を受託してそのままの状態で発送できる状態をいう。具体的には次の六つの要件を言う。(1)貨物運送状の発行、(2)必要な書類の具備、(3)梱包への荷受人の住所、氏名の記載、(4)航空輸送に耐えうる梱包(ただし、運送制限品目は当該規則に従う)、(5)AWBラベル・特殊貨物ラベルの貼付、(6)危険品目申告書作成。
  • レベニュートン

    れべにゅーとん

    Revenue Ton

    船会社が運賃を算定する際の基準はM/T(容積トン)とW/T(重量トン)の2本立てになっており、どちらのレートを取るかは各運賃同盟で品目別に決められている。しかし、とくに規定のない限り貨物を重量と容積の両面から検量して運賃額の大きい方を適用することが多い。運賃の計算基礎となる単位。
  • 連続碇泊期間

    れんぞくていはくきかん

    Running Laydays

    用船契約における碇泊期間に関する条件の一つ。荷役期間開始の時から終了に至るまで、連続した経過日数で計算される碇泊期間。従って、雨天、ストライキ、その他の不可抗力のいかんを問わず、実際には荷役が不可能な日があっても、特記のない限り荷役開始以降の日数がすでて碇泊期間に算入される。