物流用語集 「ろ」

  • ローカルB/L

    ろーかるびーえる

    Local B/L

    複合輸送の場合に、第2の運送人が自己の運送区間に対して発行するB/L(船荷証券)、または海外輸送に接続する国内輸送の運送証券をいう。
  • ロールオン / ロールオフ船

    ろーるおん/ろーるおふせん

    Ro/Ro Ship (Roll on/Roll off Ship)

    船舶の側面や船尾に設けられた舷門(ランプ・ウエー)を通じてトラック、トレーラーが船内に自走して出入りし、荷役する方式の船。船によっては、船内に斜路(ランプ)を設け、2層以上の甲板に貨物を積み下ろしできるタイプもある。このようなタイプの船の荷役方式をRo/Roシステムという。
  • ロイズ

    ろいず

    Lloyd's

    イギリスの個人保険引受業者の組合。Lloyd's(ロイズ)の起源は、1688年に開かれたエドワード・ロイドのコーヒー店に始まる。当時、海運商人たちがこのコーヒー店を溜まり場として情報交換などに利用してから海上保険取引の中心となった。現在でも、ロイズは世界の保険取引の中心として元受け、再保険という形で世界中のあらゆる種類のリスクを引き受けている。
  • ロイズ エージェント

    ろいず えーじぇんと

    Lloyd's Agent

    ロイズが世界の主要都市、主要港に設置している代理店で、それぞれの管轄地域内における船舶動静、事故発生などをロイズに連絡する。また船会社や荷主の依頼を受けて保険事故の損害の査定を行ったり、保険会社の委託を受けて保険金の支払いを代行する。
  • ロイズ船級協会

    ろいずせんきゅうきょうかい

    LR (Lloyd's Register of Shipping)

    1760年に設立された世界でもっとも歴史の古い船級協会。世界各地に事務所を設置し、船舶の検査、船級証書発給業務などを行っている。わが国にも横浜、神戸など8ヵ所に出先機関を置き、東京は極東地域の本部となっている。“Classification Society”参照。
  • ロジスティックス

    ろじすてぃっくす

    Logistics

    単に製品の販売に伴う物流を企画・管理する物流管理にとどまらず、生産段階における原材料の調達から製品の販売まですべてのモノの流れを企業戦略のなかで一貫して管理すること。戦略物流ともいわれ、単に物流の枠にとどまらず、生産・流通過程を含めた総合管理技術のことをいう。元来は軍事補給、つまり兵站を意味する軍事用語。
  • ロット

    ろっと

    lot

    輸送および荷役・保管を行う際の貨物の処理単位のこと。
  • ロング トン

    ろんぐ とん

    Long Ton

    2,240ポンド(1,016.05キログラム)を1トンとするイギリスの重量単位。