物流用語集 「せ」
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船内荷役船主無負担
せんないにえきせんしゅむふたん
FIO (Free In and Out)
貨物の船積みおよび荷揚げに関わる船内荷役の費用は荷主が負担する、鉱石、石炭などバルク貨物の輸送に多く利用される運賃条件。 -
全日本海員組合
せんにほんかいいんくみあい
All Japan Seamen's Union
1945年10月に海上労働者を中心として結成された日本唯一の産業別単一労働組合。現業部門は外航、内航、沿海・港湾、漁船に分かれ、外航船長を除き、ユニオン・ショップ制を採用している。労組側当事者として船主団体と労働協約改定交渉にあたるほか、1950年1月に加盟した国際運輸労連(ITF)とともに便宜置籍(FOC)船反対運動などを展開している。また、日本の商船隊の国際競争力回復のため、一定条件の下に日本船への外国人船員の乗船、いわゆる混乗を認めるに至っている。 -
船舶運航業者
せんぱくうんこうぎょうしゃ
Operator
狭義では船主から船舶を用船し運航する人または法人。広義では自分の船舶、用船を問わず、自らB/L(船荷証券)を発行し、自らの採算と危険で船舶を運航する海運業者のこと。 -
船舶保険
せんぱくほけん
Hull Insurance
船舶が遭遇する沈没、座礁、火災、衝突などの海上危険で被る損害を填補する保険。通常、船舶の所有者利益を担保する。対象となる船舶は一般商船のほか、艀なども含まれる。 -
船腹運賃
せんぷくうんちん
Lumpsum Freight
運賃を積み高に関係なく、船腹一括いくらで決める運賃。貨物が量的に少なく空積みとなっても、最初の取り決め運賃で全額を支払う。 -
船腹予約
せんぷくよやく
Space Booking
船会社が荷主より船腹予約を受け、船積み原簿(スペース・ブック)などに登録記入することをいう。単にブッキングともいう。船積みを円滑に行うにはあらかじめ船会社と交渉し、スペースをブッキングしておくことによって、船積み時点での無用のトラブルを避けることができる。 -
船齢割増保険料
せんれいわりましほけんりょう
Age A/P (Additional Premium for Shipments by Overage Vessels)
貨物海上保険の料率を算定する際、積載船舶が一定船齢を超えている場合に被保険者が支払う割増保険料。“Institute Classification Clause”参照。